変化が激しい教育業界ですが、テストの採点は、生徒の進路の指標になるもので、正確かつ公平であることが大切です。
創業時の、いわゆる「手採点」の時代から、現在主流になっている「デジタル採点」の時代になってもその考えは変わりません。
「手採点」が主流の頃は、まあ大変でした。採点品質の維持や納期遵守は勿論の事、採点・点検場所の確保、答案の管理や点数入力、そして物流まで、採点が始まると様々な業務の波が一気にやってきます。多くの方のご協力なしには成しえませんでした。
一方、「デジタル採点」では、これらの業務の波はなくなりますが、同じ「場」を共有しづらくなることで、採点品質の維持にかなり苦労します。採点システムはデジタルですが、採点自体はアナログです。採点を行うのは「機械」でなく「ひと」であり、そこには迷ったり悩んだりという現実があります。
私どもは、迷い悩みながらも採点にご協力頂いている人に感謝しつつ、正確で公平な採点を行う存在として、社会に貢献したいと考えております。

代表取締役 上田健介